診療案内

TREAT

予防歯科 予防歯科

予防歯科

予防歯科とは、虫歯や歯周病などの口内の病気を予防することを目的とした取り組みで、痛みなどが出てから治療するのではなく、虫歯や歯周病にならない、悪化しないように行うことを目的にしています。
予防歯科では、歯医者で行うプロフェッショナルなケアと自分で行うセルフケアの2つに分けられます。適切に予防歯科を行うためには、どちらのケアも必要不可欠です。セルフケアだけでは、歯と歯の間の汚れを完全に取り除くことは難しいです。また、歯と歯茎の間は歯ブラシだけでは届かない場合が多く、どうしても磨き残しができてしまいます。磨き残しを放置していると、やがて硬化し歯石に変化します。歯石は細菌が集まりやすい場所であり、虫歯に発展する可能性が高いです。歯医者であれば歯石を取り除くことができる専用の機器があるうえ、定期的に診てもらっていれば歯石の発生を未然に防ぐこともできます。
予防歯科を適切に行うためにも、歯医者での定期的なケアと自宅でするセルフケアを継続して行うことが大切です。
海外では予防歯科の重要視しており、予防を行った患者の方が長期的に行うことで、歯を多く残すことが可能であったと報告されております。お口の健康は心臓疾患、呼吸器疾患、糖尿病、認知症など様々な疾患に影響を及ぼします。そのため、予防歯科を継続的に行い、年齢を重ねても自分の歯でしっかり食事を楽しむことができ、長く健康に過ごすことができるように目指していきます。

小児歯科 小児歯科

小児歯科

虫歯のなりやすさは3歳までに決まると報告されており、3歳までに定期的な歯科受診を行った子供はその後虫歯になる確率を大きく下げることができます。しかし、こどもにとって歯医者はとても怖いものです。ただでさえ敏感なお口の中を診たり、触られたりするのに加えて、治療用の椅子や色々な器具、近くで聞こえる治療中の音はこどもの不安をかき立てしまうことでしょう。そのため、歯科への恐怖心を消してあげ、定期的な歯科受診を行うことが長い人生にとって非常に重要と考えています。当院では初めて歯医者にきたお子様やまだ治療用の椅子に座るのに難しいお子様には、こども専用のお部屋でブラッシングや簡単な歯石除去、フッ素塗布などストレスの少ない治療からはじめさせていただき、歯科受診への抵抗を減らしていきます。慣れてきたお子様から治療用の椅子へ移動して、器具をつかったクリーニングや虫歯予防のシーラントなどを行うなど、お子様の状態に合わせてステップアップしていきます。そして、治療が終わったお子様がまた来たいと思える歯科医院を創っていきます。
虫歯で痛みが出てしまって、どうしても早期の治療が必要な場合や最初の虫歯治療などは笑気麻酔(保険適用)で不安などを抑えて治療を行います。希望がありましたら、お気軽にご相談ください。
定期的なメンテナンス間隔はお子様の虫歯のなりやすさによって異なります。虫歯のなりやすさについては唾液検査(自費診療)でチェックして適切なメンテナンス間隔を提案させていただき、効率的な虫歯予防へを行っていきます。
また、こどもの虫歯菌や歯周病菌の多くは両親などの家族から由来するものです。お子様だけでなく、保護者様の口腔内環境をより良くすることが重要ですので、お子様と併せてのメンテナンスや治療なども気軽にご相談ください。

歯周治療 歯周治療

歯周治療

歯周病は世界中で最も蔓延している感染症です。歯周病初期の自覚症状はほとんどありませんが、進行するにつれ、歯周ポケットという溝から歯を支えている骨や歯肉などの歯周組織を破壊して歯が抜けてしまいます。歯周病菌は歯だけではなく、虚血性心疾患、誤嚥性肺炎、糖尿病など全身に及ぼす影響も大きく、治療を行うことがお口のみならず全身の健康に重要な役割を担っています。
治療内容については、まずは歯周病検査を行い、歯周ポケットや歯周病の状態を確認します。そしてスケーリングを行い、歯垢や歯石の除去、磨き残しがある部位などを患者様と一緒に確認していただき、ブラッシング指導を行います。再度検査を行い、改善があればメンテナンスへと移行しますが、歯周ポケットの深い状態が残る場合にはSRPという深い部分のお掃除を行います。SRPの治療は一度の来院でできる範囲が限られ、治療回数がどうしても増えてしまいすので、ご了承ください。SRPを行っても深い歯周ポケットが残る場合や膿や出血が続くことがある場合もあります。そのような場合、一般的な歯科医院ではSRPを継続していくところもありますが、改善が難しいことがあります。当院では歯周外科治療へ移行し、必要に応じて歯周組織の再生を促す薬剤を使用する治療を行い、出来る限り歯を残していく治療を行います。
歯周病治療には、私たちのケアだけではなく、患者様の日頃のブラッシングなどのセルフケアが非常に重要となります。セルフケアの向上は、歯周病の予防に重要ですので、来院時にはお口の中の清掃状態やブラッシングの状態をチェックさせていただきます。必要と思われる際にはブラッシング指導を継続して行わせていただきます。
また、歯周病は一度の治療を行って、定期的なメンテナンスを歯周病の再発や増悪につながりますので、患者様のお口の中の状態等を考慮して、メンテナンス間隔を提案させていただきます。お忙しいとは思いますが、メンテナンスで来院された際には患者様の歯を残していけるように私どもも最善を尽くしていきたいと考えています。

口腔外科治療 口腔外科治療

口腔外科治療

口腔外科は抜歯などのお口の中の外科的な治療を行います。当院では普通の抜歯に加えて、親知らずの抜歯など難しい抜歯も対応可能です。できるだけ痛みや処置時間を短くし、患者様の負担軽減に努めていきます。他院でメンテナンスなどを行っているけれども、親知らずの抜歯を大きな病院に勧められることはあるかと思います。平日に行く時間がないといった患者様でも当院では土曜日の親知らずの抜歯は可能ですので、抜歯のみご希望の患者様もご気軽にご相談ください。
転倒などでも外傷処置についても、縫合や歯の再植などの処置についても可能です。お子様などで歯が根っこごと取れてしまった場合には牛乳やコンタクトレンズの保存液につけて、出来るだけ早くご連絡、ご来院をお願い致します。外傷の患者様は状態によっては優先して対応させていただきますので、ご予約患者さまの順番の変更をお願いすることがあるかと思いますが、ご理解の程何卒よろしくお願い申し上げます。
骨折などの当院での処置が困難な症例については愛媛大学医学部附属病院などの高次医療機関へスムーズに紹介させていただきます。
口腔外科処置を行わないといけないけれども、怖くて処置を行うことが難しい患者様には静脈内鎮静法(自費診療)にて対応は可能です。こちらについても希望がありましたら、ご気軽にご相談ください。

インプラント治療 インプラント治療

インプラント治療

歯が不幸にもなくなってしまった場合の治療としては隣の歯を削って被せ物でつなげるブリッジや入れ歯、インプラント治療があります。ブリッジは取り外しを行わないので、着用感や使用感などでの違和感は少ないですが、隣の歯を削らないといけませんので、長期的に見たときに、支えている歯の負担が増加し、寿命が短くなってしまうことがあります。入れ歯はブリッジと比較して隣の歯への負担を減らすことが可能ですが、毎回着脱をしないといけないことや、お口の中にいれる異物感があります。インプラントは歯がなくなったところに人工の歯根(チタン製)を骨の中に植えて、その上に被せ物をかぶせる治療になります。義歯やブリッジと違い、隣の歯の寿命を縮めることなく、歯を作ることができる治療になります。自然な形で被せ物が入りますので、審美性はもちろん、違和感も少なく、硬いものもしっかり嚙むことができます。
 当院ではインプラント治療を行う患者様は全例CT撮影を行い、残っている骨の高さや幅、重要な神経との距離などを計測させていただき、患者様ひとりひとりに合ったインプラント計画を立てさせていただきます。計画した位置に適切にインプラントを植えるために、サージカルガイドを使用して、安心安全な治療を行っていきます。また、インプラントを植えるためには、骨が足りない患者様もおられるかと思います。その際にも人工骨を使用し、お口の中の他の部位から骨を移植するなどの処置で対応させていただきます。骨の状態によっては治療によってはインプラント治療ができない場合もありますが、他院で断られた患者様もご気軽にご相談ください。
インプラント治療をしたいけれども、怖くて処置を行うことが難しい患者様には静脈内鎮静法(自費診療)にて対応は可能です。こちらについても希望がありましたら、ご気軽にご相談ください。

審美歯科 審美歯科

審美歯科

素敵な笑顔は歯の綺麗さによって成り立っていると言っても過言ではないくらい、歯の占める影響は大きいです。審美歯科では歯の白さを取り戻すこと保つこと、歯の形を整えて綺麗にすることなどを行います。現在被せ物や詰め物を入れて古くなった場合などは、セラミック(自費診療)を使用することで審美的な改善が可能です。被せ物などではなく、歯を白くしたい場合にはホワイトニング(自費診療)で適応となります。患者様ひとりひとりよってゴールは違いますので、ご気軽にご相談ください。
現在の日本では保険適応の治療では金属を使用した詰め物や被せ物が使用されていますが、金属色が目立つなど、見た目の悪さに加えて、長年使用することで金属イオンが溶出することによる金属アレルギーの原因となる場合や、歯の隙間から二次的に虫歯が発生しやすいことなどの問題があります。セラミックでは審美的な改善はもちろん、隙間を小さく接着するために、二次的な虫歯になりにくく、長期的にみて歯の寿命を延ばすことにつながります。治療している歯の部位によっては保険適応で歯科用の樹脂とセラミックを混ぜたもので作成する詰め物や被せ物もできますので、セラミックは高いけれども歯を白くしたいと希望ある場合もご相談ください。